2007年03月02日

リスク回避進行中

後の世にチャイナショックと呼ばれることとなる
世界同時株安がおきてから最初の週末と
なりましたが、依然投資やリスクからの逃避が
続いているようです。
去年はホリエモンショックでしたね。何故かこの時期は
わかりやすいぐらい株価が急落するサインが出ます。

今回のような不安が世界中を巻き込むと決まって
次のような現象がおきます。

株が売られて債権が買われる。
ポンドやNZドルが売られて円が買われる。
外国から資金を引き上げ自国で運用するなどなど。

さて、今回のショックはかなり長引きそうです。
かつて日本で政府が規制を強くしたとたんに
40,000円に届くかもと誰もが期待していた
日経平均は数年後10,000円をさっくり割って
しまいました。これと同じことが・・・

今回の事の発端は中国当局が株式市場に介入
(つまり規制強化)したことが発端になっています。
見るも無残な大暴落が訪れる可能性も無いとは
言い切れません。

ところで、今回の事件をきっかけになるほどなあ
と思ったことがあります。
それは、
「為替投資はあくまでも補助的なもので主ではない」
ということです。

よくよく考えれば、キャリートレードも
他への投資のために金利の低い通貨を調達し
レバレッジを利かせるのが目的。
スワップトレードも為替差益ではなく金利を
受け取ることが目的ですよね。
企業が為替を気にするのも本業の利益を吹っ飛ばす
ぐらいの為替差損が出てしまうといけないので仕方なく
というのがその理由。

そう考えると為替証拠金取引そのものを資産運用の
メインとしている投資家なんてのは世界中では
ごくごく少数。
おそらく金利の恩恵を預かれる日本円をメインに
しているトレーダーだけではないでしょうか?

それ以外の大多数はあくまでそれ以外の理由で
為替市場に参加しているのがほとんど。
なので、ちょっと他の市場で不安があると真っ先に
為替相場が反応してしまうということになります。

そうすると、現在円売ポジションを持っているのは

・ちょっとぐらいの含み損なんて
 へっちゃらな日本人。

買ポジションを持っているのは

・為替差益を狙って他の投資で出た損を
 取り戻そうとする投資家
・この下げが結構単純なので新たに為替相場に
 投資目的で参加してきたデイトレーダーさん

なんて構図になります。
実需の動きはわかりませんので一応除いておきます。

ここででてくる「この下げが結構単純〜」というのは
チャートを見ればわかってもらえるかもしれませんが
日本時間では若干円安。欧州時間からじわじわ円高
圧力がドコからともなくやってくる事が非常に
多いことからの推測です。
デイトレで終わらせるため翌日の日本市場では若干の
円安。下げ始めると後に続けとばかりに円高がじわじわ
進行するのでスワップ派は
「いつ底を打つかわからない」
と言って苦しみます。で、徹夜でチャートを見て
寝不足になってしまうと。

底なんか打たないですよ。日本以外みんな日本円買い
ですから。日本だけが世界じゃないです。

ただ、このどこまで続くかわからない円高、結構
不思議な現象が起きています。

それは、
・ドル/円の117円〜116円の大きな壁。
・キャリートレードの解消と言う割にはスイスフラン高
にならない謎。(ドル/スイスフランに注目!)

いずれもドルが今後の為替相場の動向を決める鍵に
なるのは間違いなさそうです。

矛盾が出てくればそこが反転のサインになると思います。
中国の株式市場引き締めぐらいわかりやすいサインだと
いいのですけどね。

posted by ハッピーオレンジ at 23:30 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替全般
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