2007年07月30日

メモ:サブプライム問題

<これまでの展開>

米国の景気好調(モノのバブル発生)



サブプライム・モーゲージ市場の活況
(規模が小さいのですぐに金融商品のバブル発生)



世界中からサブプライム・モーゲージ市場に参加したい
外国人殺到(米国にしか存在しないから)



あちこちから借金しても参加(レバレッジ利かせる)
円キャリートレードも盛ん



ますますサブプライム・モーゲージ市場の活況
(金融商品のバブルピーク、天井)



元々米国の住宅市場は去年からそろそろ
限界だと言われていた(「モノ」の危機懸念)



そこへ来て、
・サブプライムローン大手の経営不安
・格付け下方修正
・住宅市場の予想以上の悪化
(一方向に進み続ける相場なし)



サブプライム・モーゲージ市場参加者は
損切りしないと大赤字
(レバレッジ効かせているので何もしなければ
おけば損失無限大)



でも、市場が小さく、米国にしか存在しない
市場なので決済したくても決済できない。
(ストップ安の株のようなものです。)



損失の穴埋めとばかりに別の市場で利益確定。
損切り。
(他の市場(為替、株式、債券)も今までと逆方向へ)



直接サブプライム・モーゲージ市場に参加して
いない企業、他国にも実害!
・貸し渋り(信用収縮)
・投資からの撤退

現在はこの状況です。
今後、以下のような事態に突入すると思います。

<今後の展開>

シナリオ1:
何も対策が取れずサブプライム問題で世界恐慌へ
★危険度100%、実現度10%、最悪のシナリオ

シナリオ2:
株式市場など、他の市場からかき集めた資金で
なんとか危機を封じ込める
★危険度70%、実現度50%、単なる問題の先送り

シナリオ3:
何も対策が取れずサブプライム問題で米国不況へ
★危険度50%、実現度60%、余りよくない結末

シナリオ4:
モノ(住宅市場のファンダメンタルズ)の方の
下げ要因が無くなり持ち直す。
★危険度40%、実現度5%、時間はかかるが最善策

シナリオ5:
外国の各種市場は下げ要因が無くなり持ち直す。
米国とそれにつながる国(日本など)はしばらく調整突入
★危険度30%、実現度70%、これが一番ありそう

シナリオ6:
サブプライム・モーゲージ市場の改革で乗り切る
★危険度20%、実現度40%、一番困難だが米国なら
ありえる解決策

ちなみに、危険度は日本の投資家から見たリスク。
実現度はその可能性とかかる時間を掛け合わせた
ものです。
(あくまでハッピーオレンジの素人考えですが。)

* * * * * * * * * *

<特徴>
★サブプライム・モーゲージ市場の特徴
・米国にしか存在しない。
・規模が小さい。

★その他一般的な金融商品市場の特徴
・レバレッジを効かせられる。
・天井、底が必ずあるので一方向には
進み続けることは決して無い。
・金融はあくまでその元になるモノ
(ファンダメンタルズとか実態とか
言われるもの)があるので、
元になるモノの影響を大きく受ける。
posted by ハッピーオレンジ at 10:51 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多なこと
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